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【SPATON脱水機 RX2Dシリーズ 導入例】
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脱水ケーキ出口 |
【屠場排水処理事例】
既設の屠場の生産計画増加に伴う排水処理設備の機能強化工事に伴い、適切な汚泥脱水機の新規導入としてSPATON脱水機を導入しました。
【導入の経緯】
屠場から排出する汚水は、水路内に設置されたバースクリーンによって固液分離され、原水槽に貯留された後にさらに細かい微細目の傾斜式スクリーンでし渣分が分離されます。取り除かれたし渣(腹フン・繊維物)は汚泥貯槽に落下させていました。
SPATON脱水機導入前は、既設の小型スクリュー脱水機で処理するフローでしたが、スクリーンし渣(腹フン含む)と余剰汚泥が混合された汚泥処理について問題が生じていました。し渣(腹フン・繊維物)を含むために脱水性が非常に良く、脱水ケーキがスクリュー内部で閉塞して吐出できなくなることが頻繁に発生したため、管理者はメンテナンス頻度を大幅に増加させていました。事故を防止するため、スクリュー内部に圧力を掛けないよう背圧板を全開にして運転させる等の調整を行いましたが、脱水ケーキの含水率が大きく上昇したため処分費用が増大しました。
【SPATON脱水機導入後は】
● スクリーンし渣が混合された汚泥を対象として、脱水部の閉塞等の重故障が発生する事無くカタログ性能値を連続的に得ることが確認でき、余剰汚泥への高い適応性を発揮しました。
● 含水率を維持しながら固形物量は約1.8倍まで増加させることができました。
● 脱水ケーキの到達含水率は80%を達成しました。
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【SPATON脱水機 VEシリーズ 導入例】
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設置の様子
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脱水ケーキ |
【水産加工工場排水処理事例】
水産加工工場で市販の物置内に設置。小規模余剰汚泥専用パッケージ型脱水機『VEシリーズ』はサービスタンク付のため、省スペースでのご利用が可能です。
発売以降、多くの小規模工場へ納入されている『VEシリーズ』。小規模工場に
とって汚泥処理装置の導入に際し設置スペースの確保は大きな問題の一つといえますが
、『VEシリーズ』はパッケージ内に汚泥脱水に必要な設備がすべて配置されているこ
とに加え、サービスタンクを付属させることにより様々な設置状況に対応可能というメ
リットがあります。また、脱水ケーキはシューターから直接コンテナに投入することが出来るため、脱水ケーキ運搬の負担を軽減します。
【導入の経緯】
事例の水産加工工場では週に一度、汚泥をバキューム処理されていましたが、汚泥処分費用削減のため汚泥脱水機導入を検討していました。『VEシリーズ』は、薬液設備等の付帯設備コストを削減できること、駐車場程度の工場内の空スペースに設置できること、等の点から採用いただきました。
【SPATON脱水機導入後は】
導入後は「汚泥処分費用が驚くほど削減でき、メンテナンスも想像していたより簡単
。工事期間が短く、生産に影響なく導入できた」と高い評価をいただきました。
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【SPATON脱水機 LX1Dシリーズ 導入例】
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設置の様子 |
【某養豚場処理事例】
原水をSPATON脱水機で前処理することで浄化槽の機能を強化した事例のご紹介です。
【導入の経緯】
豚舎の老朽化による糞尿分離効率の低下・飼育規模の拡大(増頭)により浄化槽に大き
な負担がかかっていたため、SPATON脱水機を導入しました。
【SPATON脱水機導入後は】
● 濃い原水・糞尿混合の原水でもトラブルを起こさず安定した運転が可能になりました
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● 老朽化により十分に機能しなかった浄化槽への負担が軽減されました。浄化槽増設は
不要になり、低価格で大きな効果を得られました。
● 脱水ケーキの低含水率化により、コンポストだけでなく浄化槽への負担も大きく軽減
できました。
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